留学に当たり、必要なのはまず留学できるだけの資金力です。 現地に到着してからアルバイトをしようと思っても、国によって は就労が厳しく規制されていたり、そもそも課題が忙しくて アルバイトをする暇がないことも大いにありえます。 短期、長期の留学に関わらず、基本的には現地でのアルバイト代は プラスアルファと考えておきましょう。
自己資金で全額留学費用をまかなえれば良いのですが、 そうすると留学自体を何年も先に延ばさないといけない・・・ なるべく早く行きたいのに! そう言った場合には、何らかの手段で留学費用を用立てる必要 がありますが、
●身内からの援助
●奨学金制度に応募
●国民生活金融公庫などを利用
などが考えられます。
私は自分の貯金では足りませんでしたが、運良く親戚から留学 費用を借りることができたので助かりました。 国民生活金融公庫を利用していた友人は、友人のお父様に 対して200万円程度の融資金が下りたそうです。
奨学金は、「留学 奨学金」などで検索すると大小合わせ 多数の奨学金制度があることがわかりますが、返済義務がある もの、返済しなくてよいもの、奨学金の金額もプログラムによって ばらつきがありますので、興味のある方は直接問い合わせてみてください。
留学当時、私の周りにいた日本人の友人では、ロータリー財団の 奨学生として留学している人が何人かいました。 地区によっては、奨学生希望者が殺到してかなりの高倍率に なっているそうですが、留学生は一度はロータリーの奨学生を 検討する人が多いのか、かなり認知度が高いです。 国際親善が目的ということもあり、ロータリーの奨学生は定期的 に地元のロータリークラブでスピーチをしたりと、奨学金を 頂いておしまい、ではありません。 友人はこの手のスピーチが苦にならず、むしろ色んな人と会える と楽しんでいたようですが、人によっては気が重いと感じる場合 もあるでしょう。 奨学金制度について調べるときは、金額や返済の有無だけでは なく、細かいところまできちんと調べるようにしましょう。
時々、現地の大学で奨学金はもらえないのか、という質問を 頂きますが、ネイティブの現地の学生と競うこと、留学生自体 に応募資格がない(永住権あるいは市民権がある人のみ、など) 奨学金制度が多いことを考えると、現実的ではありません。 できる限り、奨学金や融資制度を上手に活用して、留学前に 必要な資金を確保しておくようにしてください!