留学をするとよく現地で聞かれる質問が、 「永住権を取るの?」という質問です。 最初この質問をされたときは、「え、永住??」と ちょっとびっくりしました。なんだか大事じゃないですか。
アメリカでは永住権は「グリーンカード(GC)」と 通常呼ばれています。
同じタイトルの映画もあったので、 割と馴染みがあるかも?!アンディ・マクダウェルと、フランス人の永住権が欲しい男性が(名前は忘れました(^^;))偽装結婚をして・・ というストーリー。 そう、アメリカでは永住権をとるのはなかなかハードルが 高く、現地で労働ビザを取ってからグリーンカードに 切り替える、というのもなかなか時間がかかる作業。 アメリカ人と結婚した友人たちも、半年以内で永住権 が降りた人から、3年近くかかった人までいろいろです。 やっぱりこの映画みたいに、偽装結婚する人がいるから でしょうね。移民局も慎重になるのでしょう。あまり大きな声では言えないけれど、サンフランシスコ 時代にゲイの友人で女性の友達と偽装結婚していた カップルもいました。
アメリカは永住権取得のための抽選プログラムがあるのですが、これがなかなか当たらない(苦笑)。 サンフランシスコの水産会社に勤務していたときは、 周りの日本人社員4人が全員、抽選プログラムで 当選した人たちだったので「なんてラッキーな人たち の集まりなんだろう」と思いました(笑)
そんなイメージがあったので、「永住権なんて取れない!」 と思っていたのですが、オーストラリアはアメリカよりも まだまだ永住権取得にはチャンスがあるようです。 オーストラリアは一定期間以上大学やTAFE(専門学校) などの高等期間に在学し卒業すると、専門分野にもよりますが、永住権を申請して取得できる可能性があるんです。 会計学やITなどはその代表。 永住権を取りたいから、この専攻だよと公言している 中国人学生がたくさんいます(^^;
中国人以外の学生ももちろん永住権(オーストラリアではPRと呼ばれています。PR=Permanent Residency) を申請しているのだけれど、あまりの数の多さに中国人学生が目立ってしまうんですよね。 専攻以外にも、英語力や年齢などに応じて点数があり、 それを合計して所定の点数に達することが必要です。
永住権が割と取りやすいからか、取得しても永住目的の人ばかりというわけではなく、オーストラリアでは 仕事をするには永住権があったほうがラクだから! という声もよく聞きます。(いいか悪いかは別にして)
国によって違う永住権事情、海外生活に興味のある 人は知っておいても損はないでしょうね(^^)