今回はスーパーで見かけたオーストラリア人夫妻のお話です。
日本食は世界各国で「健康に良い」と認識されるようになり、 地方都市のウーロンゴンでも、日本茶や手巻き寿司キット などはスーパーで簡単に手に入ります。アジア人学生が多いからか、中国、韓国、ベトナム、タイ の食材も割と簡単に手に入ります♪
スーパーに買い物に行ったときのこと。 50代くらいかな?のオーストラリア人夫妻がお茶コーナー にいた私に声をかけてきました。 「あなた日本人?」と聞かれたので、 「あっ、日本人と思われるなんて珍しい(爆)」と思って 「はい」と答えたら、 「日本茶って、お砂糖入れるのよね?」と言われたので 「はっ?」と思わず聞き返してしまいました(^^; そして続けて、 「彼は(隣の夫を指して)日本茶には塩を入れるって 言うんだけど」と。 一瞬言葉に詰まってしまい、なんと返事をして良いか わからなくなりました(苦笑)
健康に気を遣って、あまりお肉を取らないようになり、 今ではお米や野菜を中心に取っているのよ。日本の食生活 は体にいいわね。お寿司もたまに作るのよ。 と言われて、確かにそうだけど、でもショッピングカートに 入っているその大量のケーキは。。と思ってしまいました(笑) 。オーストラリアで売られているケーキの多くは、砂糖の塊。 甘ったるいだけで、日本人の口には合わないものが多いです。 そして日本茶は、色は日本茶なのだけれど味は。。。 「日本茶の色をした白湯」という感じだったりします(笑) これなら塩や砂糖を入れたくなる気持ちもわからなくはない?!
以前カナダ人の友人が、「日本茶をご馳走する」と言って 白湯の中に粉末の日本茶を溶かしたものを出してくれたことも ありました。 海外で日本食への関心が高まっていることは事実のようですが、 正しく伝わっているとは限りません。 でも、その国その国で、形を変えていくのも面白いな~なんて、思った出来事でした!カリフォルニアロールも、 アメリカからの逆輸入ですしね♪
海外に行く予定のある人は、簡単な日本食を作れるように しておくと、現地で喜ばれますよ~! 煮物など、みりんを使うような料理は味付けが苦手な人が 多いようですが、手巻き寿司などは、具を用意しておくだけで結構 喜んでくれます。あとはお好み焼きとか。