●「君ならできる!」
今日の表現は簡単です(笑)
なんでそんなものを紹介するの?と皆さんお思いかもしれませんね。 今日は「強調する場所で意味が変わる」ことをお話したいと 思います♪
このYou can do it.という表現、日常会話でよく使われますが、 「君ならできる!」と相手を励ます意味合いと、 「(自分はやりたくないから)君がやれよ!」という意味合いと、 強調の仕方で変わってきます。 まったく意味が違うので、気をつけないといけません。
「君ならできるよ!ファイト!」と言いたいときはdoを 強調して言います。 一方、「(自分はやりたくないから)君がやって」という場合は、 文頭のYouを強く言います。 文脈によっては、必ずしも自分がやりたくないから、という ニュアンスが含まれているとは限らないのですが、どちらにしても どこを強調するかというのはとても大事です。 そこを間違えると、意図が正しく伝わらないこともあります。
文脈やその表現が使われている状況を思い浮かべながら 学んでいくことが大切ですよ~と何度かお話してきましたが、 丸暗記が危険というのはこういうことがあるからです。
You can do it!「君ならできる!」と丸暗記してしまうと、 「君がやってよ」という状況で使えなくなってしまいます。
英語表現を覚える際には、どういう文脈で使われるのかを 意識してチェックするようにしてみてくださいね!