友人が勤務先の教え子に招待されてニュージーランドの牧場主さんのところに 3週間ほど滞在されたときのこと。
友人の旅先でのもてなしをめぐって教え子とご主人が夫婦喧嘩を毎朝繰り広げるので困ったそうなんですが、
このご主人があまり遠慮した物の言い方をする人ではなかったそうで
「君の英語はdutch Englishだね」と何度も言われたとか。
大体意味は分かるのだけれど、どうなんでしょうか? とのご質問でした。
私も数回耳にしたことがある程度だったので、早速調べてみました。
英辞郎だと、
●dutch uncle「ずばずば言う人、けちなおやじ」
●go Dutch「割り勘にする」 ←これは、大学受験などで覚えた人も多いかもしれませんね~。
実際に使われている場面は見たことはありませんが・・
17世紀にイギリスとオランダが植民地争いをしていたことにより、 イギリス人が反オランダ感情を抱き、
その結果ネガティブな、軽蔑した 意味合いを持つ言葉を使うそうになったそう。
だから、dutch Englishも、「オランダ人が使うような英語」、 つまり、あまり上手でないということを皮肉った表現なのではないでしょうか、とお返事しました。
(もし違う意味だよ!というのがありましたら教えてくださいね♪)
このように、その言葉の裏にあるエピソードを知ると、 より親しみが湧いたり、覚えやすくなったりします。
自分が気に入った方法でいいんですが、エピソードを読んで その内容を想像するのもオススメですよ~!