パイロットになりたい人必見！ヘストンカレッジをご紹介！

ヘストンカレッジは1909年に創立。少人数制・質の高い教育を提供する私立のリベラルアーツ系2年制大学です。23歳以下は寮生活が必須。一般的な2年制州立コミュニティカレッジとは異なり、教育の質も高いため、学ぶのに恵まれた環境といえます。

コミュニティカレッジに通う学生は地元出身者がほとんど。しかしヘストンカレッジは地元に限りません。世界的にも質の高い2年制大学としてよく知られているため、全米30州、世界15ヵ国から学生が集まっています。留学生比率も14％と非常に高く、ほかの大規模な研究型大学と比べてもはるかに多国籍といえるでしょう。

ヘストンカレッジがある「カンザス州」ってどんなところ？

ヘストンカレッジがあるカンザス州はアメリカのほぼ真ん中に位置し、「アメリカのへそ」と呼ばれています。カンザス州といえば「どこまでも続く草原」が特徴。面積は21．3万平方キロメートルで日本の本州とほぼ同じ！平坦な土地を生かし、農業や牧畜が盛んです。

カンザス州を舞台にした映画は「オズの魔法使い（1939年）」、テキサスからカンザスへ牛の大集団を移送するカウボーイの親子の葛藤を描いた「赤い河（1948年）」、実在の列車強盗であるジェシー・ジェイムスを描く「カンザスの急襲者（1950年）」、南北戦争直前のパシフィック鉄道を巡る抗争を描いた「カンザス・パシフィック（1953年）」など多数。西部開拓時代の生活や事件を描いた西部劇映画の中心地の1つといえるのが、カンザス州です。

1年中一定方向から南風が吹くため、航空機が向かい風を受けて浮力をつけるのに適した地としても知られています。そのため、1910年ごろからカンザス州のほぼ中央に位置する都市・ウィチタで航空機産業が発達し、長年にわたり栄えてきました。

ヘストンカレッジのユニークな学部：Aviation（パイロット育成）コース

ヘストンカレッジからニュートンシティ・カウンティ空港までは15分ほど。30マイル（48km）以内に30もの空港があるという航空産業が盛んという立地を生かし、ヘストンカレッジは学生に「飛ぶよろこび」を提供しています。

ヘストンカレッジのAviation（パイロット育成）コースは4年制。航空業界で実績のある教師陣が授業を行います。トレーニング施設には、講師とマンツーマンで対話できるプライベートブリーフィングルームが併設。この施設には、7台のシングルおよびマルチエンジンの航空機とFAAが承認したAdvance Aviation Training Device（AATD）があります。

【ヘストンカレッジAViation（航空学）の卒業生の進路】
・法人パイロット
・航空会社のパイロット（例：アメリカン、ユナイテッド、メサ航空など）
・貨物パイロット
・フライトトレーニングプロバイダー（例：Flight Safety International）
・チャーターパイロット
・航空管制官
・人道援助
・医療救済
・テストパイロット/航空技術者
・デモンストレーションパイロット/マーケティング
・人的要因/事故調査（例：国家交通安全委員会- NTSB）
・航空擁護および安全性（例：航空機所有者およびパイロット協会- AOPA）
・連邦航空局- FAA、飛行基準検査官
・ブッシュパイロット
・森林局パイロット
・農業用アプリケーター
・交通レポーター
・バナーけん引
・スカイダイビングプロバイダー
・航空ショー出演者/映画スタントパイロット