この記事をご覧くださっているみなさん、こんにちは\\\\٩( 'ω' )و ////
留学前に知りたかった!そんな情報をもりもり発信するKanaです!
さて、前回は楽観的に英語が話せるようになると思っていた留学前とは打って変わって、こんなはずじゃなかった...と挫折を経験したKanaの様子をつらつ
ら書かせていただきました。今回は、それを経験したからこその学びや気付きをみなさんにお伝えできればと思います!
前回のお話はコチラ「「いつの間にか喋れる」という幻想に気付いた留学時代~前編~」
これを読んだみなさんの分からない!が、少しでもなくなりますように(^O^)
それでは、どうぞ!
考えすぎた末路
留学してから2ヶ月ほどが経過しようとしていた頃、私の中ではいろいろな感情が生まれていました。思っていた通りに動けない自分の悔しさや、それでも喋れる自信が早くほしいという焦り、だからといって明確な解決策が見つからない不安など、負の感情ばかりが募っていたのです。私は心配性ネガティブオンナで、さらに留学には期限があったので、このときの焦りは星5つ★★★★★
しかし、そこまで悩んだり考えたりしているとあとは良くなるしかないわけで、答えというか、ある自分の課題点に気付いたんですよね。
変わったのは自分を取り巻く環境だけだった
それは環境が変わったというだけで、自分の日本人としての中身はほとんど変わっていなかった、ということだったのです。英語が溢れる環境の中にいても、考え事は日本語でするし、日本語が聞こえるとそっちに脳が反応してしまうんですよね。せっかく環境が変わったのに日本にいるときと考え方や行動が変わらないので、英語での会話に追いつけないのは当たり前ですし、素早く反応することなんてできるわけないんです。
今度詳しく書こうと思っていますが、私は脳をまるっと環境に合わせる、つまり英語で物事を考えるようにしてからは、英語力にも自身を持てるようになっていました。環境適応のために自分の中身を変えてから、だんだん英語が上達していくのを実感できるようになったんです。
みんなが言っていた「いつの間にか喋れる」の正体
それに気がついた時、みんなが言っていた「いつの間にか喋れるよ」「慣れたら話せるよ」の意味が分かった気がしたんです。「いつの間にか」や「慣れたら」は結局のところ結果的な話でしかないんだなあと。彼らは(意識の有無は関係なく)自らを慣れさせる何らかの行動をしてきて、その結果として頭の中を英語にするワザを身につけていたのです。
要は、どうしてそんなに喋れるの?という問いに対して、方法ではなく結果を教えてくれていただけなのですよね。気づいたら喋れる!みたいなCMや、周りの言葉を鵜呑みにしてしまっていた私は、「いつの間にか」や「慣れた」という結果を、手段や方法だと簡単に勘違いしてしまっていたのです。
気づきにくい罠
これは私の周りにいたみんなが悪いということではなく、気づきにくい罠なのだと思います。うまく説明のしようがなく「慣れだよ」とか言ってしまうことって、私もよくあるし、みなさんもきっとあると思うんですよね。新しい習い事でもクラスでも、みんなに必死についていったり練習したり慣れさせるための行動をしていたのに、どうしても「いつの間にか」「気づいたら」できてたって思ってしまうこととか、ないですかね、ありますよね多分。
それと同じで、英語を習得してきた人たちも英語に慣れさせるための何らかの行動をしてきて、その結果いつの間にか英語を喋れるようになったのだと思います。留学してからやっとこのことに気づいた私は、「いつの間にか喋れる」というのが幻想だったのだなあと初めて理解したのでした。
まとめ
言語習得って、方法を伝えるのが一番難しいものだと思うのですよね。だって、人間って生まれてから本当にいつの間にか母国語を喋れるようになっていて、いつどう学んだのかなんて本当に分からないじゃないですか?
だからこそ「いつの間にか喋れる」というのが本当だろうと、罠にハマってしまいやすいのだと思います。
言語習得にはいろいろな方法がありますし、いつの間にか喋れるようになるまで待つというのも一つの手かもしれません。誰にどのやり方が合うのかも千差万別ですし、こればかりは模索するのが一番良いのではないでしょうか?
ちなみに今度は、「いつの間にか喋れる」が幻想だと気づいたKanaはその後どのように英語を喋れるようになったのか、私なりの言語習得法をご紹介していきます!そちらも是非参考にしてみてください!
Kana
1996年に生まれたクァッカワラビー似の社会人。大学時代、憧れであったアメリカに留学したら見事にアメリカかぶれ(^ν^)その後フィリピンでの留学やシンガポール、オーストラリアでのワーホリを経験。日本と海外を行ったり来たりする大学生活を経て、現在はIT企業に勤務。留学前の私が知りたかった!そんな情報を発信していきます。
滞在国:①アメリカ②シンガポール③フィリピン④オーストラリア
滞在都市:①オレンジカウンティ②カラン③マニラ④ロックハンプトン
留学開始年月:2015年8月